【のこしたい話】”factelier”とおじいちゃんの技


ブログをやっていく上でのルールとかいろいろ考えてましたが、
まぁそれはおいおいうpするとして、(まとまらなかっただけwww)
早速〇〇な話はじめていきます。

今回は、座布団3枚!シリーズ。
お察しの通り「山田くん、座布団3枚上げて!」的な
そんなアイデアがあったのか!と思わず膝を打ちたくなる
世の中のあんなことやこんなことを紹介するコーナーです。

今回のタイトルは「のこしたい話。」
僕の夢と大いに通じるところがある、
“factelier”というプロジェクトを紹介します。



長いエントリになってしまいましたが、
僕の夢に極めて近い内容なので、ぜひともお付き合いください。。。

この話を知ったのは昨年末。
ちょくちょくのぞいている “greenz.jp” というサイトで紹介された話です。

“factelier” とは!?

要するにこうです。

商社や卸などの中間業者を通さないことで、
低コストで高品質の商品を購入できるサイト。
日本の職人技が生きる、高品質な服を取り扱っています。

詳しくは下の画像をクリック、
または参考リンクをご覧ください。
(※本記事で使用されている画像はすべて factelier.comからの転用です)

クラウドファウンディングの Camp Fire にもプロジェクト載ってました
GQの記事。

アパレル業界のことをあまり知らない上に、
すっかりウェブ通販の仕組みになじんだ僕たちからすれば、
一見当たり前のこのサービス。

にしても凄い!と思わされたのは次の点です。

* * *

(1)低コストで高品質

例えば白シャツ。

比較ページを見ましたが、

これと同じ品質のものを買おうとすると、普通3万円します。
(いつも僕がユナイテッドアローズでウィンドウショッピングしてるやつです笑)

同じ価格のものを買おうとすると、
マシンメイドで妥協せざるを得ません。
(ハンドメイドでないと細かい部分を美しく仕上げられない)

純粋に、いいものを安く買いたいと思っている僕には
生唾モノってわけです。

(2)日本の職人をリスペクトしている

いま僕は、某コーヒー店で働いています。

うちの会社は、CSRとしてサスティナビリティを重視し、

・コーヒー生産者が正当な報酬を得られるよう
 他社よりも高い価格で仕入れをしたり、

・生産性向上のために農業の専門家を中心とした
 ファーマーサポートセンターを現地に設置したり、

他にもいろいろやってるようです。

その中でも生産者にとって一番嬉しいことは、一人でも多くのお客様が、
自分たちの作ったコーヒー豆を買ってくださることだそうです。
(コーヒー生産者へのインタビューより)

さて、factelierの話に戻ると、やっぱり、
より多くの人に自分たちが誇りをかけて作ったいいものを着てほしい、
ということになると思うんです。

生産者へのフィーは変わることなく、
より多くの方に求めやすい価格でいいものを提供できるというのは、
やっぱりすごいことだなぁと思うわけです。

* * *

し!か!も!

これまで表に出ることのなかった、
「ファクトリー」の存在が明らかになる。

これは、作り手の喜びであると同時に、
日本のいいもの業界にとっても素晴らしいことです。

ようやく「のこしたい話」の真髄にたどりつきます!笑

“ファクトリー” は絶滅の危機に瀕しています。

上で紹介したような、いいものを作る工場。
高度な技術の担い手は、
その道50年のおじいちゃんだったりします。

当然、余命は限られています。
これは同時に、技術の余命でもあります。

いま、高度な技術が、
絶滅の危機に瀕していると聞きます。
実際にそうだと思います。

デザイナーの TAISHI NOBUKUNI さんは、
待ったなしのこの状況に危機感を感じ、
テイラー(スーツなどのオーダーメイドをする仕事)の道に
これまでのキャリアをなげうって転身されたそうです。

こうした技術を残すために、
どう後継者を確保し、どう育てていくかが、
こうした職人の世界の専らの話題だと聞いています。

果たしてそれがただ1つの解決策なのかどうか、
そのへんの議論はまた機会があればということにして、
とにかく、その道一筋の技術を持つおじいちゃんが
だんだんと亡くなっていくことは紛れもない事実です。

僕たちにできることは何だろう?

おじいちゃんの技と心意気を、
誰かがしっかりと受け継ぐなり、
システム化して再現可能な形にするなり、
根本的な解決策が必要とされています。

これは服の世界だけでなくて、
日本の伝統的なものづくり全般に言えることでしょう。

そして同時に、こうした地味な問題に
人々の目を向けさせるような、いわば間接的な、
新しい視点からの解決方法も必要とされています。

“factelier” はまさにこの
間接的な問題解決に一役買うんじゃないかなと思っています。

自分自身も(一時は職人を夢見た身ですが)
WEBやら何やらを通じて、こうしたアプローチで、
社会問題に一石投じられる人間になりたいという夢を持っています。

* * *

というわけで皆様、
他にもこんな「のこしたい話」があるよ、
全然関係ないけど「座布団3枚!」な話ならあるよ、
などなど情報お持ちでしたらお寄せくださいませ。

それではまた。
次回はもちょっと軽いエントリにします。笑