安い・早い・うまい!Macのメモリを増設しました。
Macのメモリを増設しました。想像を遥かに超えて、安い・簡単・快適でした。まるで牛丼ですね!
ぼくは普段Macを使ってデザインやコーディングをしているけれど、コンピュータそのものについてはあんまり詳しくないです。オタクやハッカーと比べたら、知識ゼロといっても過言ではないです。
でも、ITの世界にもぐりこんだことによって、いろんなことを学ぶ必要が出てきました。今回メモリを交換したのは、仕事をしていたらMacの働きがめっっっちゃ遅くなったから。どうしたらいいか調べたら、メモリ交換にたどり着きました。
そのへんの経緯も含めて、メモリの役割と交換方法を、わかりやすーーーく書いてみます。
メモリ交換の背景
ネットを使いながらデザインソフトで画像を加工して、Dropboxに入っているファイルのコードを高性能なエディタで書き換える。仕事をしているとこんなことがよく起こります。
Macはいつも健気にがんばってくれるんですが、ある瞬間に突然、「ふぅ、疲れた。もう無理www」と言い始めます(笑)。(”Mac” はパソコンと同義ですが響きの好みでこう表現しています。)

そんなときアクティビティモニタを開いてみると、たくさんのソフトがメモリを食っています。空き領域は緑色ですが、あれ、ほとんどない。あと少し…もう少しだけメモリがあれば…
そんなときアクティビティモニタを開いてみると、たくさんのソフトがメモリを食っています。空き領域は緑色ですが、あれ、こんなことが毎日続いたので、すがる気持ちでgoogle先生に問いただすと、意外なことに、「メモリなんて安い早いうまいだよ」と答えてくれました。
・3000円でできたMacBook Proのメモリ増設。2GBから8GBに!わかりやすい解説
→3,000円だと…!? 安い!貯金しなくてもいますぐできる!でも難しいんじゃない?
・Mac Book Pro(Mid 2010)のメモリを増設して8GBにする | ごりゅご.com
→記事長い…手間かかるのか!?いや、大部分は100均のドライバの話で、交換自体は簡単に終わってるじゃないか笑
というわけで会社で「メモリ交換します(・ω・)ノ」と宣言したら、社長が経費でポチッと押してくれました。こんなことがあっていいのか…ありがとうございます!
メモリを増設するとどうして速くなるの?
そもそものところですね。Macのスペック(強さ)は次の項目で表現されます。
・プロセッサ(Macの中にいるおっさんの仕事のスピード)
・メモリ(おっさんが仕事する机の広さ)
・ストレージ(道具や書類を置く倉庫の広さ)
コンピュータは計算機だから、計算スピードが重要なのは分かります。でもいくらスピードが速くても、広い作業スペースやすぐに参照できる書棚がないと、仕事の質や量が落ちます。
最近のソフトは高性能で、裏でいろいろと良きに計らってくれるんですが、その作業は膨大で、同時並行するには広い作業領域を必要とします。
・作業領域が狭いと同時にできないから、作業を順番に一つひとつやるしかない=Macの動きが遅くなる。
・メモリを増設してやれば、作業領域が広くなって同時並行でスムーズに進む=Macの動きが速くなるんです。
ちなみにぼくのMacのスペックは以下。もうすぐ3年。この世界ではもう中年、スピードでは若いやつにかなわんとのぼやきが聞こえてきます(笑)。
モデル MacBook Pro 15-inch, Mid 2010
プロセッサ 2.4 GHz Intel Core i5 ← 当時はこれでもハイスペックだった
メモリ 4 GB 1067 MHz DDR3 ← 今回ここをアップグレード。8GBにします!
ストレージ 320GB
いよいよ!メモリ交換!
ある日、こんなものが会社に届きました。
Amazonで注文したメモリです。さらっとした感じで入ってます。さらっと交換しなよ!?的な。
メモリ交換の手順は簡単。Macを裏返して、フタを開けて、メモリ格納スペースから前のメモリをばよーんと出して、新しいメモリをビシッと入れる。フタをする。以上。念のためバックアップはとりましたが、本来特にソフトの側から行うことはありません。
というわけでフタをあけます。メガネにも使える、精密ドライバー(規格は “00” )を使用。ぱかっ。
入ってたメモリは緑色。お疲れ様でした。
新しいメモリは青色。これからよろしく。
新しいメモリを入れたら作業終わり。10分でできました!
説明ざっくりだったので、実際に交換する方は詳しく書いてあるこれをちゃんと読んでくださいね。
MacBook Pro:メモリの取り外し方法と取り付け方法 | Apple – サポート
さて、フタを戻して電源を入れます。「このMacについて」を再度開くと…
ばっちり交換終わってます!!!

←ちなみに以前こんなんだったメモリの空き領域(緑色:どこ!?笑)も、

←無事こんなに広々としました。
まとめ。
コンピュータの中身を理解して、自分にあったカスタマイズを行うことは、作業の質やスピードを上げるうえで重要なことです。大抵そんなに難しくない。
今回はたまたまメモリ交換の話でしたが、みなさんも愛機が発する小さなサインを見逃さず、何かしらの対策をしてみたらどうでしょうか。
たいていのことにはGoogle先生が答えてくれるし、ぼくも力になりますよ。困ったらfacebookでメッセージください。調べた上で聞いてくれれば、ググれカスとはたぶん言いません(笑)。