転職して1ヶ月。幸せと不安について書いておく。

おかげさまで、いまの会社に正社員として入って1ヶ月がたとうとしています。早いものです。

毎日好きなこと(=Macを使ってモノ作りをすること)ができて、たまに厳しくていつもやさしい先輩に囲まれて、幸せいっぱい胸いっぱいです。

ただ、その奥に不安があるのも事実。いまのこの気持ちを文章にして残しておくのは悪くないアイデアだと思うので書いておきます。

バリューを生み出しているか?

現時点で答えはノーです。スキルがないから、質もスピードも及第点にはほど遠い。給料分の仕事ができるまでにはまだ時間がかかりそうです。

社長はやさしいから投資だと言ってくれるけれど、ぼくは悔しいのでもっと早く成長したい。成長するには、たくさん作らないといけません。自分で作って初めて身に付く世界なので。

たくさん作るためには時間が要ります。調べながらやっているので時間がかかる分、さらに時間が要ります。その時間が圧倒的に足りない。バリューを生み出すためには、少ない時間で効率よく成長につなげないといけません。

時間の使い方を考えてみる。

4月はブログを書く習慣を身につけました。5月はデザインとコーディングのインプットとアウトプットのバランスをとる時期にします。

仕事では、インプットに割く時間を多くしないとずっとスピードが上がらないと思う。直面しているアウトプットのために何が必要かを一瞬立ち止まって考えて、ばーっと調べて、それからアウトプット。一件回り道に思えるけれど、知識ほぼゼロのぼくにとってはその方が早い。

逆にプライベートでは、インプットよりもとにかくアウトプット。スマートなやり方じゃなくていいから、作るものを決めて、とにかく作る。クオリティが低くて許されるプライベートで、いろんな種類のものを作って引き出しを増やす。失敗をたくさんする。後で「馬鹿だなー、こうすればもっと効率よくできたのに」って思えたら万歳です。

ということはこうなります。仕事中は恥を厭わず聞く。数時間ごとに教科書をめくる。仕事以外の時間は作品作りを続ける。ちゃんと作った場合にかかるであろう時間よりも短い期限を設定して、どうにかしてその時間内に仕上げる。そして当然ながら、モノ作り以外にかける時間を減らす。

申し訳ないけれど宣言。

というわけで飲み会減らします。晩酌も控えます。誘ってくれる人ごめんね。もちろんゼロにはしませんので。

誘惑に弱い僕なので、Googleカレンダーに予定を入れます。この日のこの時間は、ひたすらデザインする時間:自分とのアポイントメントといった具合に。

友達と楽しむ時間は必要だと思うけれど、ぼくの友達なら理解してくれると思う。少しの間待たせるけれど、必ずパワーアップして帰ってきます。楽しみにしててね。

考えながら書いてしまった…駄文ですがまぁ良しとしよう。

全然関係ないけど、リコグニション。

今日あったいいこと。

1. 吉野家で感動した話。

晩ご飯はぱぱっと済ませようと吉野家に行きました。名古屋駅地下街サンロードのそこです。そしたらそこの店員さんがすごかった。サービスも手際も良くて感動した。吉野家で感動するのは初めてです。

手際がいいと、大抵荒々しい接客になります。でもその店員さんは違いました。語尾をすっと引き気味にしてやわらかい印象を与えていた。店員とのやりとりははっきりと声のトーンを変えていた。一瞬だけど目を見て対応してくれた。

言葉にすれば当たり前な一つひとつの言動を、一部の隙もなく実行していて、見ていて本当に気持ちがいい働きっぷりでした。こういう店員さんが増えてくれたらいいなぁ。

2. 友達が出会ったいいこと。

ジュエリーのお店で働いている友達。最近悩みが多かったので心配していたのですが、今日はいつになく明るい。聞けば、気合いだーでお馴染みのあの選手(気合い入れられてる方)が来店されたとのこと。すごいね!

著名人と会っちゃったことは確かに嬉しい。ただそれよりも嬉しいのは、お客さんとの出会いを通じて彼女が元気になったこと。接客業の醍醐味を、きっと無意識のうちに感じていると思います。それはすなわち、今日来店された著名人の彼女以外にも、来てくれる方それぞれに特別なストーリーがあり、自分の提供するサービスや商品がその人を幸せにしているということです。

連休明けで仕事への思いが薄れがちですが、自分の選んだ仕事に誇りを持ちたいものですね。お金をいただくということは、それだけ価値のあることしてるんです。いただく以上は、価値を生み出すことにストイックになって、自分の限界を突破していこうよ。

自分の仕事のことを思いながらそんなことを言ってみる。寝ます。また!

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