書類、書類、書類。ウェブサイト制作におけるディレクションの基本を学ぶ
ウェブ制作に携わるようになってもうすぐ5年。
大企業に入ってイチからというよりは、
ほとんど独学で四苦八苦してきましたが、
おかげさまで制作のご依頼を頂けるようになってきました。
そうするとどうしても出てくるのが、ディレクションの問題。
もうちょっと円滑にこなさないと、クライアントにもご迷惑をおかけしてしまう。。。
というわけでとうとう本腰を入れてディレクションを学びはじめました。
その記録というわけです。
企画段階でやること
現状分析
ヒアリング
要件定義書の作成
設計段階でやること
設計段階で作成すべき資料の基本3点セット
1つ目は、全体構成図。
・作成するすべてのページを1枚たりとも漏らさずに記載する。
・各ページにどのような内容が入るかを簡単に記載しておく。
2つ目は、コンテンツリスト。
・全体構成図をリスト化する。目的はサイトの全量をつねに把握し管理すること。
・ページのタイトル、パス、担当者やスケジュールを記入する。
3つ目は、ワイヤーフレーム。
・各ページについて、要素を記載する(デザインは行わない)。
⇨デザインのフィードバックばかりになることを防ぐため
設計段階で作成すべき補助3点セット
1つ目は、デザイン仕様書
・デザインコンセプト、各階層エリア定義、色設計、ロゴ規定、ボタンデザイン規定、タイトルデザイン規定、使用フォントなど。
2つ目は、HTML仕様書
・HTML書式、ファイル名ルール、文字コード/改行コード、JavaScript指定、CSS指定、プラグイン対応、ユーザ対応環境(モニタサイズ、OS、ブラウザ、色深度)
3つ目が、表記仕様書
「申し込み」と「申込」、「頂きます」と「いただきます」など。
⇨これらをひとまとめに「制作ガイドライン」とするのも良い。