過ぎゆく日々のログをとるということ

結論から先に言うと、このブログをこれからもっとうまく使い倒していこうという記事です。

なぜこのブログを始めたのか、そしてこれからどのように使っていくのか、そのあたりの考えをまとめておこうという趣旨です。

このブログを始めたきっかけ

ウェブ制作の世界に入ろうとこのブログを立ち上げてからはや3年近くになります。

遡れば、高校では理系を選択し、大学は経済学を専攻。音楽は好きでしたが、自分が仕事としてクリエイティブ関連の分野に進むとはこれっぽちも思っていませんでした。

転機を迎えたのは大学卒業の少し前。学生団体として途上国支援に関わる中で、広告とか広報とか、要するに人に自分たちの活動を知ってもらうという作業の中で、紙媒体のデザインやウェブでの活動戦略を考えたことがきっかけです。さらに3.11を経験し、ウェブが持つ可能性を直感し、この世界へ進もう、と大幅な路線変更をしました。

高校や大学の同級生は、投資(良い学校に入ったこと)を生かして一流企業や公務員という道(良い会社に入ること)を選んでいくわけですが、僕はゼロからのスタートです。例えば制作会社に入るためにはポートフォリオ(作品集)が必要ですが、もちろんそんなものはありません。

そこで、デザイン、コーディング、サーバーやドメインなどウェブの基本、それに加えてシェアを伸ばしていたWordPressにも手を出し、このブログを作ることで一通りの知識とスキルを得ました。

会社に入ってからはというと、引き続きスキルや技術を伸ばすために、実質的には技術ブログ的な位置付けで記事を書いてきました。以来、アクティビティモニタについてまとめた記事や、図らずも前職のコーヒーの知識を生かした記事が、未だに多くの方に読んでいただけているという状況です。

ところが今年に入って転職してホームページ制作から離れたことで、ブログを更新するモチベーションを失っていました。このブログをどうすればいいか。そんなことをゆるく考えてきましたが、そろそろ考えがまとまってきたので、アウトプットしておこうと思ったのです。

思考を記録するということ

仕事をしていると、日々の仕事に追われ、気がつくと一週間が終わります。気を抜いていると一ヶ月が終わり、いつの間にか季節が変わっています。

facebookのおかげで、日常の中のちょっとした非日常(誰々と会ったとか、どこどこに行ったとか)を記録する文化はできあがってきました。ところが、自分の思考を記録しておくには物足りない。ある程度文章化して残しておいて、必要に応じて取り出すには、やはりブログというツールが良いのでしょう。

さらにブログの効用は続きます。

まず、紙につける日記よりも便利です。ライティングスピードよりもタイピングスピードのほうが早い。手首が疲れない。ブラウザがあればいつでもどこでも過去の記事を見返せる。

そして自分だけでなく他の人が読むことができます。感情や思考の記録は一見大した役に立たないかもしれませんが、ちきりんさんの日記など、僕にとっては大きく役に立つものもあります。(自分がちきりんさんのように人に影響を与えるほどの思考ができるかどうかは別問題)

最後に、これは目的ではないのですが、広告を設置してお小遣い稼ぎができる可能性がある。収入が増えるということは、ブログを見ている人が多いということ。つまり、自分の知見が人の役に立てるということなので、精神的にも良いです。

まとめ

というわけで、何でもいいので書き続けようと思います。ブログをどうしていこうか、つまり何かに特化したメディアにすべきかどうかとか考えた時期もありましたが、めんどくさくなってやめました。単純に思考のアウトプットの場として、ジャンルバラバラに書いていければオッケーです。

ではまた近いうちに!

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